色は匂えど

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2019.9.20ロッテ対オリックス

試合前

前日の試合で0.5ゲーム差で3位争いをする楽天

先発はロッテボルシンガー(4-6,4.32)、楽天K-鈴木(3-5,3.94)。

ロッテ防御率3.48打率.232得点92、オリックス防御率3.46打率.239得点90と微差でロッテの方が優勢に見えるが、対戦成績は13-9-1でロッテが負け越している。オリックスが接戦で勝ちを拾えているということだろう。とにかく接戦に持ち込まないように京セラドームで調子のいいK-鈴木を序盤から打ち崩せるかが、ロッテにとって重要になる。

試合の感想

初回、ロッテのK-鈴木の立ち上がりを攻め、角中のスリーラン、中村奨吾のソロで一挙4点を先制した。試合前の項にも書いたように、接戦になるとほとんど勝てていないので、序盤から得点を取ってほしかったが、この展開はとても期待が持てた。このリードを守り切ることができると思ったが…。

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[ボルシンガーもこの笑顔である]

1回の裏、さっそく4点を返されてしまった。すぐ振り出しに戻った。2回以降は、両先発のどっちが先に立ち直るか、と思われた。しかし、ボルシンガーは降板、代わりに出てきた大谷のロングになろうかと思いきや、これも2点追加で勝ち越され即降板。なにやってんだか。大谷はほんとに反省してくれ。

6回裏に3点使いされて9-4になり、万事休すといったところか。7回8回と攻め立てた今日の打撃陣は褒めたい。

1点差まで詰め寄った後の8回裏、唐川の回跨ぎに、えっ?と思ったが、2アウト取ってからの田中への継投も、えっ?であった。完全に投手起用法に不満ニキである。ただ、解説者の「ロッテ投手陣はみんなプレッシャーを背負っている」とのフォローとそれに対する実況の「そのプレッシャーを、乗り越えて成長するわけですね」という返しには若干グッときた。泣いて投手陣を応援したい。

夏を乗り越え、9月に突入し、調子が上がってきたかと思われたが、最終盤にスタミナが切れてしまったのだろうか。9/13の西武戦以降負けが込んできた。

3位を争う楽天は、西武にサヨナラ負けを喫した。9月急失速したオリックスが相手だっただけに、勝ち星を拾っておきたかった。0.5ゲーム差のままで残り4試合である。